元気スイッチ

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院長日記

2011.05.16

お誕生日会

5月14日はしつこいですが私の誕生日でした。だからというわけではないのですが、家族で竹ろ山房に行って参りました。

今回のメニューは下記のとおり。

 

・酸漿

・コシアブラのベニエ

・ヒラソのサラダ

・7種トマトと4種チーズのココット

・“井戸水”と旬の野菜のスープ

・ノルウェーサーモンのヴァプール

・塩グラニテ

・“トモサンカク”ソースをアトマイズ

・漁師風生パスタ

・デザート

 

最初の「酸漿」は読めますか?「ほおずき」だそうです。食用のほおずきだそうで、酸味と甘みが絶妙で大変美味しかったです。

「ヒラソのサラダ」は、刺身を食べたことのない長男がペロリと食べ皆を驚かせました。彼は小さい頃から美味しい物は食べます。生まれながらのグルメです。

「ココット」は7種類のトマトの微妙に違う味に関心しながら頂きました。気が付いたら一番下の娘が器に少しのこったココットをスプンですくって美味しそうに食べていました。

(右は子供用)

スープはいつもながら野菜の旨みが滋味深くしみわたります。

サーモンはプリプリの食感とソースの美味しさに感動。

「“トモサンカク”ソースをアトマイズ」は、トモサンカクという部位のお肉のお寿司でして、その上に、醬油スプレーと「昆布の水塩」スプレーをして頂きます。肉の旨みは言わずもがなですが、このスプレー結構いけます。醬油や塩のかけすぎ防止にもなるようですし。海外持参もいいかもしれません。シェフはこういうものを見つけて、面白い仕掛けをするのも得意です。

漁師風パスタは手打ち麺と魚介、カラスミが絶妙!これだけで一皿頂きたい感じ。

 

デザートはバースデイデコレーションをして下さいました!いくつになってもうれしいですね。各皿のイチゴは全部、末っ子の襲撃に遭いなくなってしまいました。

(イチゴを襲撃する末っ子まゆまゆ)

 

子供メニュー:

最初に牛の燻製ハム。牛のハムって意外とないですよね。これめちゃ旨。末っ子も気が付いたら美味しそうに食べていました。

子供版ココット(エビとキノコ、ブロッコリー)

メインはいつも絶品のお肉ライス!手前はブラジル産ソーセージ。これは普通のソーセージと違って意外とさっぱりな旨みがあり美味しかった。末っ子は上の二人が残したソース付きライスを美味しそうに食べていました(だって大人も絶品だもの~)。

 

持参ワイン:ヴォーヌ・ロマネ・1er Cru クロパラントゥー 07(エマニュエル・ルジェ)

知る人ぞ知るブルゴーニュの最高峰ワインのひとつ。知っている人からしたら07年の物を今開けるなんて「大バカ者~!」でしょうが、どんな味がするのか飲んでみたくて、誕生日だしって言い訳をしながら開けてしまいました。メチャクチャ美味しかったです。クラクラしました。高貴な桃源郷のようでした(高貴な桃源郷ってなんだ??)。でもやっぱり早かった~~~でも美味しかった~~~(夢見心地でした)。

 

5月1日から開始された下半期の予約はあっという間になくなったそうです(3時間!!)。あとは7~8時間ひたすら謝っていたと・・・(一生分の謝罪をした気分だったそう)。僕は悠長に構えていたので、すっかり予約しそびれてしまいました~ ショック!

村田シェフ、いつもながらの美味しい料理の数々ありがとうございました。