６月２５日、２６日に宇部中央コートで国体予選が行われ、成年男女、少年男女の代表がそれぞれ決まりました。

私は山口県テニス協会の医科学委員をさせて頂いていますので、代表に決まった選手と面談を行い、かかえている障害や病気がないか？ドーピング検査にひかかるような薬やサプリメントの使用がないかを問診させて頂きました。また、今回は後輩で医科学委員のメンバーでもある整形外科の松島先生も同伴してくれたので、足がつりやすいという選手や腰を痛めたという選手の相談にものってもらいました。

昨年の千葉国体で成年女子は３位となりましたが、１名がドーピング検査を受けているので（問題ありませんでしたが）、結構我々もプレッシャーを感じています。

日本のドーピングの大半が「うっかりドーピング」で、知らずに使用してひかかるというものです。風邪薬や漢方薬、栄養ドリンクなどには禁止薬物が入っていることがあるので注意が必要です。サプリメントも海外物は要注意で、JADA（日本アンチドーピング機構）が推奨しているものを利用するのが安全です。

ところで、栄えある国体選手となったのは下記の選手です。

加藤選手はJTAランキング40位の実力者！今回もダントツの強さでした。寺本選手は、昨年は少年の部の代表で、成年に移行１年目で代表になりました。グングン伸び盛りの選手で、ルックス、性格も大変よく好感度大です！徳山高専なのでまさに地元選手ですので、周南の皆さん是非応援よろしくお願いします！また、女子の吉原さんは２年連続の代表で、千葉国体３位の原動力。昨年よりパワーアップしていますので今年も期待大。彼女も下松出身の地元選手ですので、是非是非皆さん応援よろしくお願い致します。

国体は１０月２日から５日まで、成年の部はキリンビバレッジ周南庭球場で、少年の部は岩国市テニスコートで行われます。みなさん是非応援に行って下さいね！

成年男子：加藤乃己選手、寺本嵩史選手　女子：伊藤優花選手、吉原優子選手

少年男子：岡本大輝選手、黒瀬拓志選手　女子：前田夢佳選手、伊藤真実選手