2014.05.14
周南HOTの会 春の会
遅れてしまいましたが、5月6日に周南HOTの会の春の会を開催しました。
今年はなんと!落語会!!
ゲストはなぁ~んと、今もっとも勢いのある落語家と言っても過言ではない鈴々舎馬るこさん!
「何と読むんだ!?わからんぞ!」と言う方もいらっしゃると思いますが、「れいれいしゃ まるこ」と読みます。馬るこさんもおっしゃっていましたが、「霊能者(れいのうしゃ)」と間違われ、メール相談受けることがあるそうです(笑)。
馬るこさんは、防府市出身で、昨年のNHK新人演芸大賞(落語部門)の大賞を受賞しておられます!また、ポッドキャストの『新ニッポンの話芸』や、『笑点』の若手大喜利などにも出演されており、本当にノリに乗っている若手落語家さんです。
場所は徳山医師会病院の「研修室」で開催(開場費を浮かすためです(笑))。
前日から『光がんざき亭』(http://hikariganzakitei.hatenablog.com/)の方々に高台等の準備をして頂き本格的です。
落語は、患者会の方々はご高齢な方が多く、当日は子供も結構いましたし、生の落語は初めてという人も多かったので、「単純に楽しくわかりやすいもので」とお願いたので、本当にとっても楽しい内容でした。
最初は有名な昔話を落語でやるとという話や(これで子供達も大笑い)、前日、徳山動物園に行き、象を見てきた話などをして下さり、いっきに親近感も高まりました。
大笑いの「枕」(演目前のお話)の後は、お待ちかねの演目。前半の演目は『東北の宿』。
高級旅館のノウハウを学んだつもりが、うろ覚えのまま戻ってしまった山奥の誰も来ない温泉旅館の老夫婦。そこに、バスを間違って降りてしまった男がやってきて、老夫婦のもてなしぶりが、全然高級旅館とは思えない凄さで・・・という噺です(笑)。
話の内容もさることながら馬るこさんの、おじいさん、おばあさんのマネがとっても笑えます(笑)
ここで休憩をはさみ、後半の演目へ。
後半の演目は『ハングル寿限無』。
落語の演目として『寿限無』は大変有名かと思います。永遠の命を授かるようなめでたい名前を付けて欲しいと和尚さんに相談した父親が、和尚さんから教えてもらったありがたい名前候補を全てつなげて呪文のような名前を付けてしまった・・・というお話ですが、これを馬るこさんは、でたらめなハングルに置き換えてしまいました(笑)。つまりあの「寿限無寿限無五劫の摺り切れ・・・」をハングルに置き換えて・・・途中に韓流スターの名前やキムチも入ったり(笑)・・・大爆笑の演目でした!
落語に夢中になって皆さんの笑っている写真を撮るのを忘れましたが、初心者でもとっても楽しめる、そして落語のライブを堪能できる内容でした~!
馬るこさんと記念撮影
落語の後は、患者会で食事会を行い、その後、落語にちなんで今回は「あいうえお大喜利」をみんなで行いました。まるこさんも飛び入り参加下さり、即興でつくって下さいました。
みんな真剣に考え中・・・
馬るこさん、光がんぜき亭の皆さん、徳山医師会病院事務局、スタッフの皆さんのご協力で、本当に楽しい会となりました。さぞや皆さんの強烈で楽しい思い出になったことと思います。この場を借りて厚く御礼申し上げます。