元気スイッチ

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院長日記

2015.04.07

ホエールウォッチング

ちょっと前になりますが、春休みということで、かねてから行ってみたかった「ホエールウォッチング」に行きました。

よく「どこにいったの?」と聞かれますが、沖縄の座間味島です。

沖縄には12月頃から春先まで繁殖活動に来るそうで、春になると餌場であるアラスカの方へ移動するようです。昔は座間味島でも捕鯨が行われており、その影響で一時クジラはゼロだったそうですが、1986年に再び目撃されるようになり、今シーズンは今までに241頭が確認されているそうです。

ホエールウォッチングも色々ツアーがあるようです。沖縄本島で見るツアーもあるようですが(泊港からも出ていました)、我が家は泊港から座間味島に渡り、昨夏、シーカヤックでお世話になった『ネイチャーランド・カヤックス』にお願いしました。

まず、座間味港の建物の中にある『座間味村ホエールウォッチング協会』で協会の方の説明を聞きます(ここでもツアーをやっていて多くの人がここのツアーを利用していました)。その後、『ネイチャーランド・カヤックス』の船に乗って出発です。

天候、波の条件は最高でしたが、外海に出ますから、ゆるやかで大きなうねりがあるので、船酔いはおきやすいと思います(妻、くんぺ、まゆまゆも船酔い–)。

協会の方が島の一番高い所から観察し、「あの辺にいた!」という目撃情報を頼りに船を走らせます。クジラは潜っている間は全く姿見えないので、「ブロウ」と言って、呼吸のために水面に浮上して吐いた息(水蒸気のように)を見つけて、「あそこにいた!」と近寄っていきます。しかし、息を吐いて(ブロウ)、背中が見えて(ペダンクルアーチ)、尾びれを上げて(フルークアップダイブ)、海に潜る…その瞬間しか見えませんので、その後5分から10分は「どこから出てくるんだろう?」と海をずっと見ていないといけません。

ずっと遠くでしか見れないと辛いですが、何度か突如、船の真横、真ん前でブロウして姿を見せてくれました!これは感激しますし、スケールも大です!船の下を通ったり(見えます!)、一度はずっと船の横の海の中でジッと立っていました!(このとき妻は吐きました(苦笑))。

約2時間、何度もクジラを見る事ができました。間近でも見れて感激しました!でも、うねり(波)はちょっと辛かった~

泊港から『クイーンざまみ』で座間味島へ(1時間)

外海へ・・・

(左)ブロウ  (中)ペダンクルアーチ  (右)フルークアップダイブ

その後、我々は『ネイチャーランド・カヤックス』でシーカヤックを楽しみました。みんなで座間味島の前にある無人島に渡って、貝殻やサンゴ礁を集めたり石投げをしました。カヤックからも海の中の綺麗なサンゴは見れてとっても楽しかったです♪

その後、沖縄本島に戻って、夜は行ってみたかった『うりずん』(沖縄料理)にて食事♪ひとつひとつの料理がとっても美味しかったですが、子供には少し渋すぎました(苦笑)。

(右)腕を骨折して保護された子亀。スタッフの方が本当の水族館に預けるそうです。

『ネイチャーランド カヤックス』 http://www.okinawakayak.jp/index.html

『座間味村ホエールウォッチング協会』 http://www.vill.zamami.okinawa.jp/whale/