『周南地区在宅医療ネットワークミーティング』にて『長崎在宅Dr.ネット』で有名な白髭先生に「在宅医療連携の取組み～長崎在宅Dr.ネットの実践を通じて～」との演題にてご講演を頂きました。

現在、国を挙げて在宅医療を充実しようとしているところで、私も少しではありますが在宅医療を行っていますし、周南市の先生の中にも在宅医療を頑張っている先生方が何名かいらっしゃいます。

在宅医療を担う我々開業医は一匹狼で（狼ではありませんが・・・）、ひとりでは２４時間、３６５日の在宅医療を支えることはできませんから、在宅医同士のネットワークや、他の職種とのネットワークが欠かせません。

そういう意味で『長崎在宅Dr.ネット』は我々にとっては夢のような憧れのネットワークです。

平成２５年に長崎で開催され、白髭先生が会長をされた『第２１回日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会』（「そいでよかさ、長崎～あるがままに生きるための地域連携ネットワーク～」）に出席しましたが、長崎の先生方、他職種の皆さんのチームワークと熱気に圧倒され、本当にうらやましく思い、「周南市でも・・・」と熱い思いを胸に抱いたことを今でも覚えています。

その思いを糧に、同年末に多職種の顔の見える関係をつくるため『あ・うんネット周南』を立ち上げたのですが、今回、改めて白髭先生より『長崎Dr.ネット』の歩みをご講演頂き、あせらず一歩一歩進めばいいことがわかり、大変勇気を頂きました。

今年度は行政の方々とも協力して、具体的な取り組みをしていきたいと思っています。

周南市の皆さんが安心して過ごせる在宅医療のネットワーク構築を目指し、微力ながら頑張りたいと思います！

白髭先生を囲んで（『弁慶』にて）