2020.08.09
『イソジンうがい』について
山口県内の新型コロナ発生も連日となっています。
周南市の夜の町を見ると、居酒屋の前でたむろして談笑するサラリーマンらしい若者達、マスクもせず大声で笑い談笑するやんちゃそうな若者達…これじゃ拡がるよなぁ〜と思います。
やっぱり、第１波のときのように町に人がいなくならないと…
でも、誰かが言ってました。「新型コロナで死ぬより、夜の町の人（店）の方が死ぬ数多い」と…
難しい舵取りが要求されますが、迅速な行政判断が必要と思います。
さて、ちょっと話題となった『イソジンうがい』。当院でも患者さんから処方希望頂いたり、いつも処方していた患者さんに処方できなくなったりと少し影響がありました。
Yahoo!ニュースの堀向健太先生（国立成育医療センター(現国立成育医療研究センター)アレルギー科）の記事がよくまとまっています。
ポイントは、
・コロナは感染するとすぐに体内に入るので、帰宅してうがいでは遅いだろうということ。だから、「外から帰ったらうがい」（感染から時間が立ってからの）のうがいは、イソジンでなくても、水でも、塩でも、お茶でもあまり変わらないと思います（気は心かと…）。
・イソジンは殺菌作用がありますので、コロナがのどについた瞬間・直後に行ううがいは意味があるかもしれません。そのようなケースは、コロナっぽい人と接触（会話など）した直後や接触する直前。具体的には、風邪症状の患者さんを診察した直後とか。歯科ではうがいを患者にさせてから処置されてたりします。
結論は、イソジンうがいは効果はあるが、知識を持って、ツボをおさえて使わないと意味がないということです。
で、改めて大切なのは、マスク、手洗いと、三密を徹底的に避けることです！！出かけなければ感染しません！！出かけても、徹底的に接触さけ、ウイルスが入ってこないようにできれば大丈夫ということです。
この連休、お盆前後は、帰省してくるご家族もおられるでしょうが、お出かけになるのはできるだけやめましょう。会えたただけよしとしましょう。