諏訪中央病院総合診療科の玉井道裕先生が作成された「新型コロナウイルス感染をのりこえるための説明書」の最新版「誰かの物語編」が公開されています。
内容秀逸で、三世代で暮らす家族の誰かが新型コロナに感染してしまうとどうなるか？ひとりひとりの不安な心情も描きながら、経時的に詳しく解説されています。
緊急事態宣言が出てもなかなか人の動きが止まりませんが、安易に動かれている方にこそ見て頂きたい。
感染した場合はあまりにも影響が大きく、広範囲かつ長期間に及ぶことを知っておく必要があると思います。
今や感染は誰にでも可能性があり、批難はいけませんが、感染せずに、誰かにうつさないに越したことはありません。
是非、ご一読下さい。
（公開下さっている玉井先生のご厚意に甘え、掲載させて頂きます）

玉井先生の最後の文章に優しさが出ています（涙）。力を合わせ、なんとか乗り切りましょう！！
以下、最後の本文とリンク先です
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最後に
この感染症はかかった人にしか分からない苦悩と苦痛があります。
ですが、それはあまり知られていません。
だから差別や偏見がなくならないのだと思います。
感染した人がどれほどつらい思いをしているかを知ってほしいです。
感染した人の苦悩や苦痛を知れば、誰もひどい言葉や態度をとる人はいないでしょう。
この感染症にはTVから流れてくる感染者数や死亡者数といった数字では分からない患者さんと家族の１人１人の物語があります。
私達が救おうとしているのは、「命」だけではなく「生活」や「人生」です。

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