2021.06.29
新型コロナワクチン接種の体制が少し変わります
65歳以上の高齢者を優先した予約がひと段落し(65歳以上で、まだ未接種の方の受付は行っています。ご安心を!)、60歳から65歳までの優先予約も終わりました。
下に添付した市の広報(7月1日号 vol.437)にありますように、
6月30日(水)からは、「基礎疾患のある人・高齢者施設などの従事者」の予約が開始となります。引き続き、
7月3日(土)からは「15歳〜18歳(高校生年齢相当)の人」
7月7日(水)からは「ひとり親世帯の保護者・障害がある人とその介助者・妊婦とその家族」
7月14日(水)からはいよいよ「一般の人」
の予約開始となります。
少しわかりにくところがあるので解説します。
まず、「15歳〜18歳(高校生年齢相当)の人」について。
高校生は「県立」が主体なので、保健所(周南市健康福祉センター)が主体となって、「ホテルサンルート徳山」を会場に行います。
「保健所」はややこしくて、周南市にあって、「周南市健康福祉センター」と言いながら県(山口県)の管轄なのです。
中学生はこのたびの広報には明記されていませんが、「市立」が主体なので、周南市と徳山医師会が主体となって、集団接種会場を設定し、学校別に会場、時間を割り振って接種します(詳細が学校から連絡があるはずです)。
で、広報の「個別接種の予約方法が変わりました」部分について。
一覧に書いてある医療機関(当院も)については、これまでどおり、予約の申込み先は、周南市の予約センターとなります(電話ならびにインターネット)。各医療機関に直接の申込みはできません。勘違いや知らないが故に、各医療機関に電話で申込みをされようとする方がおられますが、そのような電話は診療に大変支障をきたしますのでご注意下さい(コロナの可能性を除外するため、電話での問診に相当時間と神経を使っているためです)。
一方、「表にない医療機関」については、直接、その医療機関での予約を受け付けています。ただし、「かかりつけ」のみとなります。
この「かかりつけ」については、患者側、医療機関側で解釈が異なるので難しいのですが、この場合は医療機関側にとっての「かかりつけ」限定、つまり、その医療機関で、いわゆる通院治療を継続して受けている患者さんとなります。
また、「表にない医療機関」の中には接種自体を受け付けていないところもありますのでご注意下さい。
市の集団接種会場は、今までどおり、市役所、キリンビバレッジ周南総合スポーツセンター、イオンタウン周南、ゆめプラザ熊毛、コアプラザかのを設定し、我々も協力(出務)しております。
個別接種会場であれ、集団接種会場であれ、接種体制は一緒です。何かあった場合の対応も一緒です。
どちらも安心して接種できます。
できるだけ早く接種しましょう!