「オミクロン株」・・・
この数日で、あっという間に状況が変わりつつあります。
ＷＨＯ（世界保健機関）が、南アフリカで急拡大している新型コロナの新たな変異ウイルスを「懸念される変異株」に分類し、「オミクロン株」と命名したのが11月26日。
岸田総理大臣が、「30日午前0時から、世界のすべての国や地域を対象に、ビジネス目的などの外国人の新規入国を原則停止する」と発表したのが29日。
この時点で、「オミクロン株」は、12の国と地域で確認されていました。
30日、ナミビアの外交官（２８日入国）より「オミクロン株」が初確認され、報道されました。
そして、昨日（１２月１日）の報道で、国内２例目（２７日にペルーから入国したナミビア滞在歴のある男性）が発表されました。
２例目が１１月２７日、１例目が２８日に入国しており、岸田首相が水際対策を強化する前に、すでに国内に入っていたことがわかりました・・・
ようやく落ち着いた山火事。
その山にすでに２本のマッチ棒が投げ込まれていたことがわかりました・・・
この火が２本で終わるのか？すでに複数飛び火しているのか？
そんなこと知らず、日本国民は、久しぶりに訪れた平穏な日々に、集まり、動き、さらに予定を立て、どうにも止まらなくなってきています・・・
この後、「ヤバい！やっぱり火が拡がっている！」ってなるなら、政府は迅速に行動、決断して欲しいし、国民も「だるまさんが転んだ」の如く、動きをストップし、ボヤ（小火）で済ます意識が重要と思います。
第５波では、国民全体が一種の「地獄」を見たと思います。火が拡がり始めたらどうしようもありませんでした。感染者数は日々更新され、都会では医療崩壊が起きました。
でも、今なら何とかなります。
また平穏な日々は来ます。平穏な日々は再び来るんだということはわかったはずです。
グッと引き締め、穏やかにクリスマス、お正月が迎えられるように頑張りましょう。

さて、大阪大学医学部感染制御学講座教授の忽那賢志先生もYahoo!ニュースに「オミクロン株」について記事をアップ下さいました。
大切なのは、
「オミクロン株が出現したとしても、私たちにできる感染対策は変わりません。手洗いや3つの密を避ける、マスクを着用するなどの感染対策をこれまで通りしっかりと続けることが重要です。また、ワクチンはオミクロン株に対しても有効である可能性が高く、今後予定されているブースター接種についても時期が来ればぜひご検討ください。ただし、ワクチン接種後もこれまで通りの感染対策は続けるようにしましょう」
だと思います。
未接種（１回も打っていない）の方も今一度、ご検討下さい。

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南アフリカから見つかった新規変異株「オミクロン株」 現時点で分かっていること（忽那賢志　11月27日　Yahoo!ニュース）