元気スイッチ

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院長日記

2023.04.20

NPO法人「しゅうなんまちなか保健室」の講演会

周南市のまちなかに「暮らしの保健室」をつくりたいと、仲間と立ち上げたNPO法人「しゅうなんまちなか保健室」の講演会第二弾のご案内です。
2月18日(土)に「暮らしの保健室」をつくられ、「マギーズ東京」をつくられた秋山正子さんをお招きし、キックオフ講演会を開催させて頂きました。
オンライン含めご参加頂いた皆様、誠にありがとうございました。
このたびは建築士の山﨑健太郎さんをお招きし、「まちなか保健室」のデザインについて考えてみたいと思っています。

さて、山﨑健太郎さんをご存知でしょうか?建築好きの方にとっては有名な方かもしれません。私は建築好きで、雑誌も見ますが、大変失礼ながら存じませんでした(恥)。
3月に大阪の医師会の緩和ケア研修会(オンライン)があり、そこで、山﨑さんがご講演され、初めて山﨑さんを知った次第です。
山﨑さんは、下記の作品でたくさんの著名な賞を受賞されていますが、プロフィールには「刺激的な建築であることよりも、子供から高齢者まで様々な人々に受け入られ、人生の一部となっていくような建築を目指している」と書かれています。
山﨑さんの建築に共通しているのが、身体的にも精神的にも多様な人々が、それぞれの居心地のよさ、居場所を見つけ、くつろぐ姿。
スーラの『グランド・ジェット島の日曜日の午後』の絵を出してお話され、とても印象深かった。
私は今まで、自然木を多様する、名作椅子を使う、畳コーナーを用意する・・・など、ありがちだけど、そんなことでひとの居心地は叶えられるぐらいに思っていました(恥)。
「まちなか保健室」には、老若男女、健康な一般市民から、病気、障害、生活等で、身体的・精神的・社会的に傷いたひとも来るのに、そんな安直な考えでいいのか?
山﨑さんのお話を皆んなに聴いてもらい、一緒に、多様な人々の居心地を、もっともっと考えてみたい!!と思ったのです。

建築がお好きな方、山﨑さんのお話に興味のある方なら、医療・介護従事者以外の方でも全く構いません!!とっても素敵な内容と思いますので、是非、ご参加下さい!!

◆山﨑健太郎さんのHP 是非ご覧ください!◆
YAMAZAKI KENTRO DESIGN WORKSHOP

◆山﨑さんの代表作品と受賞歴◆
▶︎「はくすい保育園」
世界で最も権威あるデザイン賞と言われるiF DESIGN AWARD金賞受賞
▶︎視覚障害者の支援施設「ビジョンパーク」
世界三大アワードの一つInternational Design Excellence Awards銅賞受賞
▶︎日常を感じられるコモン型「新富士のホスピス」
日本で権威ある建築賞の一つである日本建築家協会JIA優秀建築賞

『グランド・ジェット島の日曜日の午後』 ジョルジュ・スーラ